こんにちは。
今回は、DUNUより発売中のイヤホン「Vulkan 2」のレビュー記事となります。
※本製品は、AliExpress様よりご提供いただいております。
このような機会をいただけましたことに、感謝いたします。
製品の概要
「DUNU Vulkan 2」は、DUNUからリリースされた最新モデルのイヤホンです。
片側あたり、合計8ドライバー(2基のダイナミックドライバー & 6基のバランスド・アーマチュア)を搭載しています。
ダイナミックドライバーは超低音域と低音域のそれぞれに専用のアコースティックチャンバーを備えており、干渉を抑えたクリアな低音再生を実現しています。
中音域には2基のバランスド・アーマチュア、高音域と超高音域には同じく4基のバランスド・アーマチュアを備え、4-Wayクロスオーバーを物理 & 電子の二重設計により構成しているとのことです。
重量は片側わずか約8gと軽量で、航空宇宙グレードのアルミニウムをCNC加工で仕上げた堅牢なボディを採用。
さらに、独自の「Q-Lock Mini」によるプラグ着脱式システム(3.5mm/4.4mm)に高純度の銀メッキ単結晶銅ケーブルを組み合わせつつ、その他アクセサリーなども充実しています。
販売先のストア情報
「DUNU Vulkan 2」は、以下のストアでご購入いただけます。
製品の紹介
パッケージ構成
「DUNU Vulkan 2」は、ブラックを基調とした高級感のある外箱に収められています。
正面には製品名「Vulkan」のサインロゴがエンボス加工で配置され、背面にはスペックや付属品の詳細が多言語で記載されています。
箱を開けると、上段にイヤホン本体が左右並んで固定され、その下にはDUNUロゴ入りの専用キャリングケースが配置されています。
ケースはしっかりとした質感のレザー調素材で、持ち運び時の保護性にも優れています。
全体的に、開封時から「プレミアムモデル」であることを強く感じさせる構成となっています。
付属品
付属品は非常に充実しており、開封直後から快適な装着感と接続環境を整えられる構成となっています。
イヤーピースは4種類が同梱され、それぞれ複数サイズが用意されています。
シリコン製の「DUNU S&S Eartips」や「DUNU Candy Eartips」などが付属し音質や装着感の好みに応じて選択できます。
ケーブルは高純度銀メッキ単結晶銅を採用した4芯構造で、DUNU独自の「Q-Lock Mini」モジュラープラグシステムに対応しています。
標準では4.4mmバランスプラグが装着されており、同梱の3.5mmシングルエンドプラグと簡単に交換することが可能です。
その他には、レザー調のキャリングケースやケーブルポーチ、クリーニングブラシなどといった豊富な付属品が完備。
いずれも質感と機能性に優れ、長期使用や持ち運びを想定した配慮が感じられます。

イヤホン本体
イヤホン本体は、航空宇宙グレードのアルミニウム合金をCNC加工で成形したもので、滑らかな曲線とマットな質感が特徴です。
フェイスプレートには製品名のサインが刻まれており、特徴的なダクト部がデザイン的なアクセントになると同時に、内部の音響設計にも寄与しています。
筐体は片側わずか約8gと軽量で、長時間装着しても負担が少ない形状に仕上がっています。
ノズル径は約6.4mmとやや太めで、しっかりとしたイヤーピース装着感を得られる仕様です。
内部には2基のダイナミックドライバーと6基のバランスド・アーマチュアが収められ、精緻なクロスオーバー設計によって各帯域の分離感を高めた設計となっています。
2Pin端子はフラットタイプで、サードパーティのケーブルとの幅広い互換性を確保しています。
全体として、外観・構造ともに完成度の高いイヤホンに仕上がっています。
レビュー
レビュー環境
本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。
| イヤーピース | 付属イヤーピース(シリコンタイプ) |
| イヤホンケーブル | 付属ケーブル(4.4mm) |
| DAC・アンプ | D&A Alpha Pro |
試聴曲(影に抗う鋼 / Tak_mfk)
全体的な音色・各音域のバランス
全体的な音色として、私自身のイメージは「寒色寄り~ニュートラル」だと感じました。
帯域バランスは全体的にフラットに近く、低域・中域・高域のどこかが過度に強調される印象はありません。
一方で、わずかに高域側の抜けの良さが際立ち、全体をクリーンかつ見通しの良いサウンドにまとめています。
ほんのわずかに低域の存在感が強めに感じられる場面もありますが、全体の透明感を損なうほどではありません。
各音域のバランスについては、以下のとおりです。
低音域
低音域は量感豊かで、曲全体の推進力を強く支えています。
ベースやキックは深く沈み込みつつ、輪郭のエッジが明瞭で、タイトさと迫力を両立しています。
質感はややドライ寄りで、膨らみすぎず制御が効いているため、長時間のリスニングでも疲れにくい印象です。
ごく一部の楽曲では低音域の力強さが前に出て、中音域がわずかに奥に感じられることがあります。
中音域
中音域はやや引き締まったバランスで、中低域の厚みを土台に、ギターリフやシンセの主旋律がくっきりと浮かび上がります。
帯域全体に濁りが少なく、ボーカル帯域にあたる周波数も明瞭感を保ちます。
解像感が高く、複雑なアレンジでも一音一音の位置が分かりやすく感じられます。
温かみを求めるリスナーにはややクールな印象を与えるかもしれません。
高音域
高音域は適度な伸びと輝きを持ちつつも、刺激感を抑えたチューニングです。
シンセの高周波成分やハイハットのアタックはきらびやかに描写されますが、耳に刺さるようなシャープさはありません。
超高音域のきらめきは控えめなため、華やかさよりも聴きやすさを優先したバランスに感じられます。
バーチャル試聴
バイノーラルマイク(HEADREC Binal 2)で収録した、イヤホンの音です。
あくまでも参考値となりますので、実際に皆さまの耳で試聴された印象とは大きく異なる可能性があります。
今回のレビューは以上です。
お読みいただきありがとうございました。







