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【レビュー】SIVGA Que UTG – 装い新たにガラス振動版を搭載

こんにちは。
今回は、SIVGAより発売中のイヤホン「Que UTG」のレビュー記事となります。

※本製品は、SIVGA様よりご提供いただいております。
 このような機会をいただけましたことに、感謝いたします。

製品の概要

「SIVGA Que UTG」は、中国の音響ブランドSIVGAによって開発された開放型イヤホンです。
SIVGAはこれまで、天然木材を活かした高品質な筐体と、繊細で誠実な音づくりで高い評価を受けてきました。

本製品はその精神を受け継ぎながら、独自開発の10mmガラス振動板(Ultra-Thin Glass Diaphragm)を新たに搭載。
より解像感の高い再生能力と、応答性に優れたクリアなサウンドを目指したモデルとなっています。

フェイスプレートには天然のグリーンサンダルウッドを使用。
一つひとつ異なる木目の表情と、落ち着いた色調がクラフト的な美しさを醸し出しています。
筐体の主要部には亜鉛合金を採用し、しっかりとした剛性感と上質な質感を両立させています。

開放型ならではの自然な音の広がりを持ちつつ、片側わずか約10gという軽量な設計により、長時間のリスニングでも快適な装着感を維持します。

接続端子は0.78mmの2ピン仕様で、ケーブルは着脱式。
付属のアダプターにより、3.5mmアンバランスと4.4mmバランス接続を柔軟に切り替えることが可能で、さまざまな再生環境に対応できる設計です。

販売先のストア情報

「SIVGA Que UTG」は、以下のストアでご購入いただけます。

SIVGA
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製品の紹介

パッケージ構成

開封前から所有欲をくすぐる、洗練されたパッケージデザインが印象的です。
マットブラックを基調とした外箱は、中央に製品イメージとロゴが配置されており、シンプルながら高級感のある佇まいとなっています。

箱を開けると、イヤホン本体が左右対称に収められており、その下にSIVGAロゴ入りの内箱が控える構造。
イヤホンを主役として引き立てる配置と、全体的に落ち着いた配色により、開封時の体験にも丁寧な演出が施されています。

パッケージ全体はコンパクトながらも無駄がなく、上質な素材と設計により、製品に対する期待感を自然と高めてくれます。

付属品

本製品には、実用性と質感の両面に配慮された付属品が同梱されています。

まず目を引くのが、落ち着いたブラウンの合皮製キャリングケースです。
手のひらに収まるコンパクトなサイズながら、外装はしっかりとしたハード仕様となっており、イヤホン本体やケーブルを安全に収納・持ち運ぶことができます。ファスナーの開閉もスムーズで、内部の仕上げも丁寧です。

イヤーピースは2種類(ブラック、グレー)×3サイズ(S/M/L)、計6ペアが付属しています。
それぞれ質感やフィット感が異なり、装着感や音質の違いを試すことができます。

ケーブルは、0.78mm 2ピン仕様の着脱式タイプ。
高純度銀メッキOFC線が編み込まれた設計で、見た目の高級感と取り回しの良さを両立しています。

プラグ部分は交換式となっており、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス接続の両方に対応。
再生機器に応じて柔軟に切り替えられるため、幅広いリスニング環境に対応可能です。

全体として、細部にまで配慮された付属品構成となっており、購入時点から高い満足感を得られる内容です。

イヤホン本体

本製品の筐体は、SIVGAならではの素材使いと造形美が融合した仕上がりとなっています。

最大の特徴は、フェイスプレートに天然のグリーンサンダルウッドを使用している点です。
個体ごとに異なる木目と深みのある色調が、量産品にはない温もりと高級感を醸し出しています。
木材の表面には光沢感のあるクリアコーティングが施され、自然な質感を引き立てつつ耐久性も確保しています。

筐体のフレーム部分には亜鉛合金を採用。
ややグレイッシュなシルバーの色味で、金属らしい剛性と落ち着いたトーンを両立しています。
全体のフォルムは滑らかな曲線で構成され、装着時に耳に沿いやすいエルゴノミクス設計が施されています。

ノズル(ステム)部分は金属製で、外径は約6.2mmです。
イヤーピース装着時の密着感を損なわずに自然な音の抜けを実現する格子状の音導口が備わっています。

2ピン端子は0.78mm仕様で、筐体側にしっかりと埋め込むタイプを採用。
ケーブルの差し込みはスムーズで、見た目にも一体感のあるデザインです。

全体として、素材の組み合わせと仕上げの質感は非常に高く、所有する喜びを感じさせる造形美が魅力です。
ポータブルイヤホンの中でも、外観・構造ともにワンランク上の完成度を誇るモデルといえるでしょう。

レビュー

レビュー環境

本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。

イヤーピースfinal Eタイプ
イヤホンケーブル付属ケーブル(4.4mm)
DAC・アンプONIX Waltz XM10 LTD

試聴曲(花ハ踊レヤいろはにほ / チーム“ハナヤマタ”)

全体的な音色・各音域のバランス

全体的な音色として、私自身のイメージは「寒色寄り」だと感じました。
全体に透き通った音の空気感があり、キレの良さや見通しの良さが際立っています。

以前の「SIVGA Que」と比べると、包み込むようなやわらかさは控えめになった印象で、よりはっきりとした音作りがなされています。
その分、曲中の細かな音の重なりや、ボーカルの表情がひとつひとつ丁寧に浮かび上がるように聴こえました。

高域から低域まで、どこか突出したクセを感じることもなく、音のつながりが自然な点は前モデルから受け継がれています。
全体の音の傾向が少しクールになったことで、より解像感を重視したリスニングスタイルに合ったチューニングといえるでしょう。

各音域のバランスについては、以下のとおりです。

低音域

全体のバランスを崩さない程度に適度な厚みを保ちつつ、スッキリとした聴き心地が特徴です。
前モデル「Que」のように余韻をたっぷり響かせるというよりも、音の輪郭がはっきりしていて、スピード感を優先したような描き方に変化しています。

例えば、速めのテンポやリズムが重なるような楽曲では、低音がもたつくことなくタイトに響き、全体をしっかり支えてくれている印象を受けました。
低音に没入するような感覚ではありませんが、輪郭がはっきりしているぶん、音数の多い楽曲とも相性が良いように思います。

中~高音域がメインの構成であっても、しっかりと土台を築いてくれるような、そんな安定感のある低音でした。

中音域

ボーカル帯域となる中音域は、本製品の魅力の中心とも言える部分です。
とくに女性ボーカルでは、言葉のひとつひとつがはっきりと聴き取れ、声の張りや息遣いなどの細やかな表情が丁寧に再現されていると感じました。

前モデルに比べると、ややシャープな印象もありますが、そのぶん音の輪郭が際立ち、楽器との分離感も明確になっています。
一方で、男性ボーカルなどの厚みのある声では、少し引き気味に感じられる場面もありました。

楽曲によって好みは分かれそうですが、透明感のあるボーカルや、音数の多いアレンジとの相性は非常に良好です。

高音域

透明感と伸びのあるサウンドが印象的です。
細かい音の変化や、鈴のような高音がすっと伸びていく様子が心地よく、全体のクールな印象を引き締めています。

前モデルの「Que」では、木の温もりを感じさせるような柔らかさが印象に残りましたが、本製品ではその柔らかさが一歩引き、より鮮明でクリアな描写が前面に出ています。

高域が目立ちすぎるというほどではありませんが、明るめのチューニングではあるため、人によっては楽曲によって少し鋭く感じる場面もあるかもしれません。
とはいえ、不快な「刺さり」は感じにくく、耳へのあたり方も比較的マイルドに収められています。

SIVGA Queとの比較

それでは、皆さんが気になっているであろう「SIVGA Que」との違いについて書きたいと思います。

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「SIVGA Que」は温かみと余韻を大切にした、包み込まれるような音が魅力のイヤホンでした。
ボーカルを中心に、音がなだらかに広がっていくような優しさがあり、音楽に身を委ねるようなリスニングスタイルとよく合っていたと感じています。

一方で、「SIVGA Que UTG」は、そこから一歩進んで“音をしっかり見渡せる”ような描写力と明瞭さを重視した音作りへと変化しています。
ボーカルや楽器の輪郭がよりくっきりと聴こえ、音数の多い楽曲でもひとつひとつのパートが埋もれず、整理されたまま耳に届きます。

その違いをひとことで表すなら、「Que」は“温かく包まれる音”、“UTG”は“スッキリと見通せる音”といえるかもしれません。

両モデルとも、価格帯を考えると非常にバランスが取れた音作りで、それぞれに魅力があります。
どちらが優れているというよりも、好みや聴く音楽によって選び分けたくなる性格の違いがあると感じました。

ゆったりしたテンポのバラードや、余韻を楽しみたい楽曲が多い方には「SIVGA Que」

ボーカルの明瞭さや、楽器の定位をしっかりと聴き取りたい方には「SIVGA Que UTG」

このような住み分けができる、いわば“兄弟モデル”のような関係だと思います。

今回のレビューは以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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