こんにちは。
今回は、SeeAudioより発売中のイヤホン「SeeAudio Bravery24」のレビュー記事となります。
※本記事の執筆にあたり、HiFiGo様(@HifigoJp)より製品をご提供いただいております。
このような機会をいただけましたことに、改めてお礼申し上げます。
製品の概要
「SeeAudio Bravery24」は、同社が開発・販売していたイヤホンではベストセラーといえるほどの人気を誇りつつ、ストアとのコラボレーションなどで多くのバリエーションがリリースされた製品となります。
本ブログで最初にレビューを執筆した製品でもあり、私が海外イヤホンに本格的に興味を持つようになったきっかけでもある、とても感慨深い一品です。
参考までに…以下のような製品が今までにリリースされており、非常にバリエーションは多種多様です。
外観色や付属品(ケーブルなど)を除くと、初期モデルの黒色以外は付属品などが異なる以外はカラーバリエーションの違いが主となっています。
・SeeAudio Bravery(ブラック) * 日本国内で流通している基本モデル
・SeeAudio Bravery Anniversary Limited Edition(レッド) * シリアルナンバー入りの数量限定モデル
・SeeAudio Bravery AE(レッド・ブルー) * 「Angelears Audio Store」とのコラボレーションモデル
・SeeAudio Bravery RB Edition(右:レッド・左:ブルー) * 上記ストアとのコラボレーションモデル第二弾
ただ、基本モデル以外のバリエーションは限定版という形式のため、徐々に生産終了が進んでいくこととなり、最終的には今年のサマーセール前後で、SeeAudio公式より「流通在庫のみで終息となる」ことが発表されました。
その後、しばらくの沈黙を経て今回リリースされたのが「SeeAudio Bravery24」となります。
本製品が多くの方々に広く高評価を受けたことを記念し、特別なバリエーションとして「新色・新設計」かつ、ファンには嬉しい「アクリルスタンド・デスクマット」といったノベルティを同梱したスペシャルモデルとして新たに登場することとなりました。
イヤホン本体は、今までのバリエーションから一新された「グリーン・オレンジ」を採用しており、前者は穏やかで自然な印象を、後者はエネルギッシュな印象を感じさせるようなデザインとなっています。

製品の紹介
パッケージ構成
「SeeAudio Bravery24」のパッケージは、新たに本製品用に描き下ろされたオリジナルデザインです。
お部屋を楽しげにゲームをプレイする光景が可愛らしいですが、ゲーム用途も意識しているのでしょうか。
また、3枚目の手前に「SeeAudio Bravery AE」のパッケージを置いて比較してみています。
いずれもイヤホン1台分ですが、本製品のパッケージはノベルティが同封されていることもあり大きいです。

開封を進めていくと、ノベルティ~イヤホンの順にパッケージが収められているのですが、四方にしっかりと緩衝材が敷き詰められていて輸送時のトラブルが発生しづらい構成となっています。
キャラクターの表情にも細かな違いがあり、デザイナーさんのユーモアを感じることができますね。
同社のノベルティは可愛らしいものが多いこともあり、半ばノベルティ目当てではありますが大満足です。
イヤホン本体が収められたパッケージについても、同様のデザインです。
裏面のスペック表記を確認する限りでは、インピーダンス値などスペック面で変化はないように見えます。
付属品
付属品は以下のとおりです。
同社ロゴとイメージキャラクター「Rinko」のリボンをあしらったピンバッジも付属していました。
付属ケーブルは、6N OCC(単結晶銅)が線材に使用されています。
「SeeAudio Bravery RB Edition」と同様に、交換型プラグ(2.5mm / 3.5mm / 4.4mm)を採用しており、どのような環境にも対応することができます。


イヤホン本体
イヤホン本体を見ていきましょう。
「SeeAudio Bravery24」では、前項までにご紹介したとおり「グリーン・オレンジ」の新たな配色が取り入れられています。
透明度は今までのバリエーションよりも高いように感じられ、特にオレンジは内部のドライバーがしっかりと視認できる程度には美麗な一品へと仕上がっています。
ノズル径は「4.6mm」で、先端の先端の返し部分は「5.7mm」です。
さほどノズル径が太めということもありませんので、幅広いイヤーピースが使用できるかと思います。

せっかくですので、今までリリースされた「SeeAudio Bravery」の各カラーを並べて撮影してみました。
実際に写真で見比べてみると、フェイスプレートの各所へ散りばめられたラメが良いアクセントだと感じます。
今までの製品に比べると一層鮮やかで、より洗練されたデザインのように見受けられますね。
また、目視で確認する限りではシェルデザインの一部が変更されており、内側の出っ張り部分が浅くなっているように見えます。
単なるカラーバリエーションの変化に留まることなく、微調整が加えられるといった点は好印象ですね。

レビュー
レビュー環境
本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。
| イヤーピース | AZLA SednaEarfit Crystal |
| イヤホンケーブル | 付属ケーブル(4.4mm) |
| DAC・アンプ | FIIO K9 Pro ESS |

全体的な音色・各音域のバランス
全体的な音色として、私自身のイメージは「ニュートラル」だと感じました。
各音域のバランスについては以下のとおりです。
低音域
結論からいえば、本製品の特長は「高音域にかけての解像度の高さ」にあります。
そのため、以前までのモデルに比べても低音域や中音域に大きな差異を感じることはなさそうです。
些細な違いでいえば、低音域については「暖色 → 暖色寄り」へやや変化が感じられるように思います。
ドライバー構成も変わっていませんので、フルBA機としては重厚かつ豊かなサウンドを引き続き楽しめます。
中音域
本製品では、以前から変わることなく中音域のドライバーのみ、Sonion製ものを採用しています。
低音域・高音域のそれぞれと比べると印象が埋もれがちではありますが、目の前で歌っているかのような距離感の近さと、全体としての音場の広さが両立していることが強みだと思います。
高音域
「SeeAudio Bravery24」が、以前までのモデルとは違った印象を感じさせるのが高音域です。
以前までのモデルに比べ、高音域の上限値が引き上げられたような印象で「キレ・伸び」ともに一段階進化したクリアな音を楽しむことができると感じます
登場から数年の月日を経て、より一層「今風」のサウンドに見合ったチューニングの最適化が図られているように思います。
総評・まとめ
本製品の付属ケーブルは「SeeAudio Bravery RB Edition」から採用されたものですが、該当のモデルは持っていなかったので初使用です。
聴き始めたばかりだと寒色寄りのサウンドだと感じましたが、しばらく耳を慣らしていくと本製品には「楽曲を選ばない万能さ」があるようにも思いました。
例えば曲(A)では寒色寄りに、曲(B)では暖色寄りに…といった風に、若干ですが音色の変化を感じられる特徴が伺えましたので、これはこれでなかなか面白いイヤホンかなと思います。
もちろん、本製品は「Bravery」の名を冠していることから、全体的なサウンドそのものについては以前までのモデルを愛用されている方にも受け入れられやすいように「ベースを崩さない」作りとなっています。
例えば以前までのモデルと同様に、音場の広がり具合を踏襲していることで「今までの音はそのままに、より解像度を求めていた」ような方であれば、うまく好みの音として刺さるではないかと思います。
姿かたちは所々で変わりつつも、情熱と勇気を兼ね備えた唯一無二のサウンドを持つという点は「Bravery」という名のイヤホンとして、一貫したコンセプトを保ち続けています。
販売先のストア情報
「SeeAudio Bravery24」は、以下のストアでご購入いただけます。
お読みいただきありがとうございました。












