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【イヤホンレビュー】DUNU Kima Classic – より質実剛健へ、隠れた名機の新モデル登場

こんにちは。
今回はDUNU-TOPSOUND(以下、DUNU社)から発売中のイヤホン「Kima Classic」の記事になります。

本ブログを開設して間もないころに「Kima」のレビューを執筆しましたが、そのバリエーションモデルとして新しく登場した製品が今回のレビュー対象になります。
当時とは記事の書き方や表現も異なってくると思いますので、自分自身でもどのように進めていくか悩んでしまいます。

本記事では初代Kimaとの聴き比べも行いつつ、感じたままに下記進めていきたいと思いますので、ぜひ以下の記事もお読みいただければ幸いです。

なお本件ではDUNU社よりご連絡をいただき、プロモーションの一環として製品をご提供いただいております。

Kima、SA6、そして今回の「Kima Classic」と、
引き続き同社製品に関わる機会をいただけたことに、改めて感謝します。

製品概要

最初にバリエーションモデルとご紹介しましたが、
構成は初代Kimaと同じく1基のダイナミックドライバー(10mm DLC振動版・デュアルチャンバー搭載)のため、
ハードウェア面での違いはありません。
両製品の違いとして製品情報より一部を抜粋しますが、色味やチューニングに変更が加えられています。

  • 配色をシルバーグレー → アッシュグレーへ変更
    上記に合わせて、イヤホン本体だけでなくケーブルの色合いも変更されています。
  • サウンドスタイル(=音色)を以下のとおり変更
    Kima:3つの周波数がよりバランスよく配分され暖かく聴きやすい音。
    Kima Classic:低域と高域の存在感が増しより鮮明で立体的なサウンド、ポップスの演奏に最適。

以下に周波数特性が紹介されている箇所を抜粋しました。
説明にあるように低域・高域が持ち上がるようにチューニングされており、
個人的に低域は初代Kimaでも十分に鳴らしてくれると感じていましたが、高域が変更されたのは嬉しい変更です。

実際に聴き比べをしてみて、後半でもう少し具体的に触れていきたいと思います。

その他の詳しい情報については、DUNU社公式サイトの製品情報をご参考ください。

パッケージや付属品等について

初代Kimaとは異なり、キャラクターイラストは採用されなくなりました。
昨年、私がイヤホンの世界へ入門した頃は「キャラクターイラスト全盛期」とも思えるほど、
各メーカーが様々な可愛らしいキャラクターをパッケージ等に採用した製品をリリースしていました。

しかしながら、結局のところ売れ行きは「製品のポテンシャル」で決まっていくものです。
以前から質実剛健な製品をリリースし続けるDUNU社ですから、この判断に間違いはないと思います。

なお、裏面にスペックが中国語・英語・日本語で記載されている点は初代Kimaと同様です。

開封すると初代Kimaと同じカラーのイヤホンケース、そしてイヤホン本体が収まっています。
パッケージデザインや色味以外は初代KimaとKima Classicで変更されていませんので、付属品等は初代Kimaの記事をご参考いただければと思います。

ケーブル以外の付属品はイヤホンケース内にすべて収められており、イヤーチップは3種類付属する贅沢仕様です。
標準的なシリコンイヤーピース以外は下記の製品名で、現在は約1,700円前後で販売されているものです。

続いて、イヤホン本体と付属ケーブルについて見ていきましょう。

各写真について、左がKima Classicで右が初代Kimaです。
色味だけでなく、初代Kimaでは少しかすれ気味に見えたモデル名の印字がハッキリと視認できるよう改善されています。
外観だけを切り取っても同価格帯のイヤホンより高級感がありますので、価格以上の満足感はあると思います。

また、付属ケーブルの色味も変更されており、リケーブルせずともマッチするように配慮が行き届いています。

試聴前 – セットアップ

もちろん、初代Kimaと聴き比べる前提で進めていきます。
プロモーションという背景もありますので、いずれも付属品のみで構成されたセットアップを採用しています。
並べてみると、Kima Classicが色味も相まってシックな雰囲気に見えますので、
パッケージデザインの変更は正解だと感じます(初代Kimaはイラストのおかげで若者向けのような感じでしたし)。

  • イヤーピースは「DUNU S&S (Stage & Studio) シリコンイヤーチップ」を選択。
  • ケーブルはそれぞれの付属品を使用(3.5mmアンバランス接続)

試聴中 – 試聴後

少し初代Kimaを聴きこんでから、「Kima Classic」に切り替えて違いを見ていきます。

まず、高域の存在感は初代Kimaと比べるとKima Classicが勝っています。
初代Kimaでは少し控えめで、音源によっては若干の刺さりを感じることもありましたが、
ボーカル(主に、女性ボーカル)をハッキリと聴きとれるように改善されているので好印象ですね。

なお、音の距離感が調整されている反面か、初代Kimaより音場はやや狭くなっています。
しかし、その影響で安定感(=定位)が犠牲になっているということはありません。
試聴していて窮屈に感じてしまうことはないように思いましたので、問題なく受け入れられる程度の変化です。

低域は増強されつつも他の音域に影響が及ぶようなことはなく、うまい具合で支えているように思います。
聴き比べると初代Kimaの低域はやや濁りを感じてしまうので、そこもKima Classicで改善されているようです。

弱ドンシャリ系のサウンドスタイルであることは変わりないのですが、
初代Kimaで良いと感じていた点は生かしたままに微妙だった点はおおむね期待どおりに近い改善が図られています。
元々初代Kimaを使われていた方の乗り換え先としても候補に挙がると思いました。

個人的に聴き比べてみた結論としては、「Kima Classicのほうが好き」でした。
リスニング用途に1万円台のイヤホンをお探しの方には、一度試聴してみてほしい製品の1つとしておススメします。

最後になりましたが、初代Kimaとは違い「Kima Classic」は既に日本国内へ展開されています。
eイヤホン4店舗、フジヤエービックでは試聴機も設置されておりますので、近隣の方はぜひお試しください。

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今回のレビューは以上です。
お読みいただきありがとうございました!

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