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【イヤホンレビュー】DUNU x Gizaudio DaVinci – 圧倒的な臨場感を、こだわりの低音域とともに。

こんにちは。
今回は、DUNUより発売中のイヤホン「DUNU x Gizaudio DaVinci」のレビュー記事です。

「DUNU」と「Gizaudio」のコラボレーションにより開発された、同社の新規リリース製品です。
目新しい「5-Way方式」の周波数分割を採用したハイブリッド型イヤホンの実力をご紹介したいと思います。

※本記事は、HiFiGo JP(@HifigoJp)様のレビューツアー企画に伴い、試聴機をお借りしています。
 今回は私だけでなく、事前に選ばれた複数名のレビュアーが思い思いのレビューを投稿する企画となります。
 このような機会をいただけたことに、この場にて感謝を申し上げます。

製品概要

「DUNU x Gizaudio DaVinci」は、イヤホンを中心に質実剛健な製品を各種リリースする「DUNU」と著名なオーディオレビュアー「Gizaudio」とのコラボレーションにより開発されたイヤホンです。

ドライバー構成は以下のとおり、2基のダイナミックドライバー(DD)と4基のバランスド・アーマチュア(BA)が搭載されており、ダイナミックドライバーは径が異なれど役割は「超低音域」向けとなります。

・8mm径 ダイナミックドライバー x1
・10mm径 ダイナミックドライバー x1
・バランスド・アーマチュア x4(中音域 x2 / 中~高音域 x1 / 超高音域 x1)


また、各音域の表現は内部のネットワーク回路で「3-Way方式」の周波数分割(クロスオーバー)の設計が一般的となっています。
しかしながら、本製品では各ドライバーの性能を最大限に引き出すことを目的とした独自の「5-Way方式」の周波数分割を採用し設計されています。

「5-Way方式」の周波数分割の開発にあたり、同社は3Dプリント技術に長けた「Higetech」と共同で筐体の設計を行い、最適なパフォーマンスを実現するために5本の独立した音響管を備えています。

ダイナミックドライバーの役割も10mm径 / 8mm径で異なっており、前者では低音域の重厚さを、後者はパンチの効いたレスポンスの良い低音域の表現にこだわるといった使い分けがわれています。

そのため、本製品では今までにないレベルの分離感を備えた「新しい音楽体験」をもたらす一製品としてリリースに至っています。


フェイスプレートの材質は「木」が使われており、その性質上、各々の個体で見た目が異なります。
いわゆる「ガチャ要素」を感じさせるものではありますが、これ自体は同社が過去にリリースした「DUNU Studio SA6」などと同様ですので、同社らしいチョイスだといえるでしょう。

ある程度の検品を経て販売されているとは思いますが、それでも狙ったフェイスプレートを引き当てるといったことは難しいです。
うまく好みの個体を引き当てられれば大満足には違いないと思いますので、お祈りをおススメします。

以下はHiFiGoにて掲載されている、多種多様なフェイスプレートのサンプル画像になります。
明るめの配色から、少し大人びたシックな配色まで様々なものがあり、この世にひとつとない個体を手に入れられるといった点では価値ある製品だと感じます。

パッケージと付属品等について

パッケージは製品名の元になった「レオナルド・ダ・ヴィンチ」より、インスピレーションを得たデザインが採用されています。
彼の原稿がデザイン元となっており、硬派なDUNUとの組み合わせは相性がいいように思います。

表面・裏面ともにデザインが敷き詰められており、本製品の開発にあたって熱の入りようが伺えます。

開封を進めていくと、イヤホン本体がお目見え。
今回の個体は写真のようなフェイスプレートとなりますが、個人的には当たりのように感じます。

付属品は以下のとおり。
イヤーピースは豊富に取り揃えられており、デフォルトのバランス型イヤーピースの他には同社定番の「DUNU S&S Eartips」「DUNU Candy Eartips」も含まれています。

特に「DUNU S&S Eartips」は他社製品にない独特の円柱形状が採用されており、外耳道にフィットしつつ音の表現力を高めてくれるといった効果が期待できます。

付属ケーブルは、本製品向けに新規開発された「Leo」が同梱されており、4芯の単結晶銅(銀メッキ)の編み込み構造となっています。
一般的なリケーブルより、少し太めで安定感を感じさせつつも取り回しに気になる点はありません。

プラグ交換型のケーブルである点は最近の他社製品でも往々に見受けられますが、本ケーブルではプラグ部分のネジ式固定とすることで、しっかりと信号を伝達させられるように工夫されています。

上記は同社が特許をもつ「Q-Lock Mini」という、プラグ交換機構が採用されています。
プラグは「3.5mm / 4.4mm」の2タイプが同梱されており、環境に応じて取り換えが可能となります。

また、先ほどの写真に含めていたとおり「6.5mm端子への変換アダプタ」が付属しているといった点は同社の製品では定番の要素となりますね。
アンバランス接続での使用にもしっかりと配慮した姿勢は、ユーザー目線として好感が持てます。


続いて、イヤホン本体を見ていきましょう。
肌に優しい高品質なレジン素材を採用した黒いシェル部分に加え、特筆すべきは木製のフェイスプレートです。
前項でご紹介したとおり、個体により見た目が異なるといった点は「自分だけのイヤホン」を演出するための重要な要素だと感じます。

全体的には落ち着いたデザインでありつつ、重量も抑えられているため装着感は良好だと思います。
ドライバー数が多めな都合上、ややサイズ感は大きめで耳からはみ出るものの窮屈感はありません。

なお、イヤホン側の端子は「埋め込み型2Pin」です。
フラットタイプの2Pinリケーブルは使用できませんので、あらかじめご留意いただければと思います。

試聴前 – セットアップ

基本的にはデフォルト構成で試聴していますが、イヤーピースは前項のとおり多数付属しています。
その中から、私自身が同社の他製品でも愛用することの多い「DUNU S&S Eartips」を装着し、レビューを進めていきたいと思います。

独特な円柱型なれど、これがピッタリとハマるので侮りがたい選択肢となり得るイヤーピースです。

なお、本製品のノズル径はかなり太めに作られていますので、先に「DUNU Candy Eartips」を装着しようと思ったのですが、芯の部分がなかなか入らずに苦慮してしまい諦めました。
お手持ちのイヤーピースをお使いいただく際は、芯に柔軟性があるものを選ぶと装着しやすいかと思います。

試聴してみての感想

上流には「FIIO K9 Pro ESS」を使用しています。

まず、本製品の特長でもあった「5-Way方式」の周波数分割の効果か、各音域の分離感はとても良好で、下手な周波数分割で感じられるような「濁り」は極小にまで取り除かれています。

音色についても、暖色系・寒色系どちらにも寄らず本当の意味で「ちょうど良い」バランスが取られていますので、どちらを好む方にもウケが良さそうに思います。

その中に一般的なダイナミックドライバーとはやや異なる、少し余韻を感じさせつつも豊かに、そして深く鳴り響くような低音域の表現は、ひとたび目を瞑ればボーカル・バックサウンドの情景が目に浮かぶだろうと思えるほどです。
超低音域と呼ばれる部分までしっかりと沈み込むような雰囲気が表現できている面は、本製品のメリットとして受け取ることができつつも、音源によっては「低音域が重たい」という印象をいただいてしまうほどには、低音域寄りのイヤホンのように感じます。

そういった表現の好き・嫌いは別として、それほどまでに深く…深く入り込むような本製品の奏でる音は、今までのイヤホンでは感じ得ることができなかった新しい表現を見い出せるように思われました。


また、少し中音域~高音域が中心となりそうな音源へ切り替えてみると、前述した低音域の表現は据え置きでありつつも、ボーカルはさしずめ臨場感感たっぷりの近さで感じられる表現となり、まるで最前列にいるかのような気分です。

※私自身はライブに参加したことがないので、最前列が最良かは分かっていないです。
 「聴くにあたって一番良い場所」を抑えるとこうなるんだろうな…といった程度にお考えください。

中音域以降の表現は、バランスド・アーマチュアならではの繊細さが際立っており「低音域だけに特化したわけではない」といった、本製品のポテンシャルの高さを感じさせてくれます。
単純なボーカルの近さでいえば、直近のレビューで使用したイヤホンの中では第一位に挙がると思います。
そのぶん、全体としても音場は広くもなく狭くもなくといった程度ですが問題にはならないでしょう。

低音域の主張は譲れない、だけど全体的なバランス感は程よく保った綺麗なサウンドに酔いしれたい…といった欲張りな方や、DUNUがリリースしてきた製品群(特に、Kima / Kima Classic系統)に元々興味のあった方においては、本製品の上質なサウンドがうまく刺さるのではないのでしょうか。

よりバランス感に振って、かつ上質なサウンドを求めたい場合は現行製品の「DUNU Studio SA6 MK2」へステップアップないし、冒険に出るといったことも選択肢に挙げられると思います。

しかしながら、予算に制約があることを前提とすると私は本製品を選ぶのではないかなと考えます。


なお、今年観に行った映画(機動戦士ガンダムSEED FREEDOM)の見放題が始まったので、そのエンディングテーマ「去り際のロマンティクス」を試聴に使う1曲に据えて、今回のレビューを執筆させていただきました。

レビューに使用する曲…はその人によって異なるので「リファレンス音源は多種多様」だと考えていますが、今回はイチオシの楽曲のご紹介を兼ねて記載いたします。

レビューツアー企画について

最後に、最初に書いたとおり本製品はレビューツアー企画の対象製品のひとつで、以前レビュー記事を投稿した「Elysian Acoustics Pilgrim」に引き続きの第二弾となります。

当該製品のレビューへ参加された方々は、とても素晴らしい感想を発信していただけました。
今回も同様にご協力をお願いしておりますので、各参加者のレビューを楽しみにお待ちいただければと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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