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CVJ Yukimi – 凛と澄んだ、冬の空気のように

こんにちは。
今回は、CVJより発売中のイヤホン「Yukimi」のレビュー記事となります。

製品の概要

「CVJ Yukimi」は、中国のオーディオブランド「CVJ」と、AliExpressを中心にオーディオ製品を取り扱う「Angelears Audio Store」とのコラボレーションにより誕生した、開発されたミドルレンジ帯のイヤホンです。

※「Angelears Audio Store」は現在、Amazonの国内ストアへも販路を広げていますので、そちらも要チェックです。

本製品には、新世代の10mm径ダイナミックドライバーを1基搭載しており、ダイヤモンドグレードのカーボン振動板を採用することで、バランスに優れた広帯域なサウンドを実現しています。

また、アルミニウム・マグネシウム(Al-Mg)合金の筐体構造や、高純度のCCAWボイスコイルの採用により、解像度の制動性の高いリスニング体験が可能です。

デザイン面では、製品名の「雪見(Yukimi)」という名のとおり、雪を思わせるホワイトカラーの筐体が印象的で、シンプルながらも上品な美しさが際立っています。

販売先のストア情報

「CVJ Yukimi」は、以下のストアでご購入いただけます。

製品の紹介

パッケージ構成

「CVJ Yukimi」のパッケージは、青・白を基調としたシンプルで洗練されたデザインが印象的です。
正面には製品イメージと型番が控えめに配置されており、過度な装飾を避けた上品な構成となっています。

内箱はマグネット式で、開封すると本体やアクセサリ類が丁寧に収納されています。
向かって右側の円形のイヤホンケースは他製品にもよくある形状ですが、本製品特有の装飾が美麗さを引き立てています。

価格帯を考慮しても十分にしっかりとした作りとなっており、開封時の満足感も高いです。

CVJ Yukimiの写真
CVJ Yukimiの写真
CVJ Yukimiの写真
CVJ Yukimiの写真

付属品

「CVJ Yukimi」には、CVJらしい「しっかりとした作り」ながら、必要最小限の付属品が揃っています。
イヤーピースは公式ストアで安価に販売されていることも多い、標準的なタイプで目新しさは伺えなさそうです。

付属ケーブルは「3.5mm / 4.4mm」の交換型プラグを採用しており、接続先のデバイスに合わせた使い分けが可能です。
線材には556本の高純度な銀メッキ銅を使用しており、太めの2芯ケーブルはややクセを感じながらも全体的な取り回しは悪くないです。
このケーブルにより、本製品の音質を最大限に引き出しつつ、特に中高域の解像度や音場の広がりに寄与しています。

CVJ Yukimiの写真

イヤホン本体

「CVJ Yukimi」のイヤホン本体は、雪の情景を思わせるような純白のカラーリングが最大の特長です。
フェイスプレートの隅には「CVJ」のロゴ刻印が施されており、シンプルながらもブランドの存在感をしっかりと伝えています。

筐体には、軽量かつ剛性に優れたアルミニウム・マグネシウム(Al-Mg)合金を採用。
実際に手に取ると、冷たすぎず程よい重量感があり、2桁ドル台で購入できるイヤホンとしての安っぽさは感じられません。

全体的に小ぶりで丸みを帯びたデザインとなっており、装着感も優しく、長時間のリスニングでも負担になりづらい設計です。

ノズルはやや短めで、太さは「5.8mm」です。
一般的なイヤーピースとの相性も良く、レビューでは「final Eタイプ」を問題なく装着することができています。

CVJ Yukimiの写真
CVJ Yukimiの写真
CVJ Yukimiの写真

レビュー

レビュー環境

本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。

イヤーピースfinal Eタイプ
イヤホンケーブルYongse Fubuki(4.4mm)
DAC・アンプONIX Waltz XM10 LTD

試聴曲(リテラチュア / 上田麗奈)

全体的な音色・各音域のバランス

全体的な音色として、私自身のイメージは「ニュートラル~暖色寄り」だと感じました。

つまり、特定の音域が強調されすぎておらず、全体的にバランスのとれた自然な音という印象です。
寒色系のような硬さや冷たさはなく、ほんの少しだけ暖かさを感じるような、聴き心地の良いサウンドです。

低音域

「ドンッ」と響くような派手さは控えめですが、しっかりと輪郭のある引き締まった低音が特徴です。
ベースの音やバスドラムのキックなどは、膨らみすぎず、必要な情報だけをコンパクトに届けてくれる感覚でしょうか。

「リテラチュア」のような繊細な楽曲では、他の音を邪魔せずに、下から全体を安定させてくれる印象でした。
「音が鳴っている空間にしっかりと床がある」そんなイメージです。

中音域

ボーカルがとても綺麗に浮かび上がるチューニングです。

上田麗奈さんの歌声は、囁くような細かい息遣いまでしっかりと聴き取れるほどの解像感があり、それでいて「耳に刺さる感じ」はまったくなく、とてもなめらかで自然な表現に感じました。

また、ギターやピアノなどのアコースティック楽器の音もすっきりと分離して聴こえます。
ごちゃごちゃせず、1音1音が「そこにある」ことをちゃんと感じられる構造です。

高音域

キラキラしすぎず、ほどよく伸びやかなタイプです。
たとえば、シンバルの音が「シャーン!」と響く場面でも、痛く感じることはなく、とてもスムーズに耳に届くような印象。
音がスーッと空間に消えていく余韻もあり、全体の空気感や奥行きを演出するのに一役買っています。

もっと分かりやすく表現するのであれば、「音の出入り口が広くて澄んでいる」ような感覚かもしれません。

バーチャル試聴

バイノーラルマイクで収録した、バーチャル試聴音源です。
あくまでも参考値となりますので、実際に皆さまの耳で試聴された印象とは大きく異なる可能性があります。

今回のレビューは以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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