PR

SIVGA SV021 Pro – 見た目に惹かれ、音の付き合いやすさでもっと好きになる。

こんにちは!
今回は、SIVGAから登場したヘッドホン「SIVGA SV021 Pro」のレビューをお届けします。

※本製品は、01Diverse様(SIVGA 国内代理店)よりご提供いただきました。
 このような機会をいただけたことに、心から感謝しています。

「SIVGA SV021 Pro」は、天然木のハウジングを採用した有線ヘッドホンです。
見た目の高級感がまず目を引きますが、実際に使ってみると、それだけで終わらない「聴きやすさ」のある一台だと感じました。

今回は、本製品の使用感や音の印象に加え、これまで触れてきたSIVGAのイヤホン「SIVGA Que」や「SIVGA Que UTG」との違いにも簡単に触れつつ、
「SIVGAというブランドが、ヘッドホンではどんな魅力を見せてくれるのか」を軸に整理していきます。

製品の紹介

パッケージデザイン

パッケージは落ち着いた色味でまとまっており、前面の線画から製品の雰囲気がつかみやすいデザインです。
裏面に印字された「匠」の文字から、この製品への熱意(丹精込めて作りました!)を静かに感じ取れるようです。

sivga sv021 pro 01
sivga sv021 pro 02 e1773225841818

付属品

付属品は必要なものが素直にそろっています。
着脱式ケーブル、変換プラグ(3.5mm → 6.3mm)、収納用のポーチが付属しており、据え置きだけでなく持ち運びもしやすい、扱いやすさ重視の構成です。

内容自体はシンプルにまとまっていますが、特に不足しているアクセサリもないという点では実用的であるともいえます。
開封してすぐ使い始めやすく、変に迷いが出にくいのも良いところだと思います。

sivga sv021 pro 04

ヘッドホン本体

今回ご提供いただいているのは、2種類のラインナップのうち「ビーチウッド(ブナ)」のハウジングを採用したブラウン系のモデルです。
明るめの木目とやわらかな色味の組み合わせが美しく、ナチュラルさと高級感のバランスがとても良いですね。

ハウジングはクリアコーティングのおかげで、光沢感のあるデザインです。
金属フレームとの色合いのバランスも整っており、SIVGAのイヤホンにおけるデザインの良さは、ヘッドホンにも活かされており完成度の高さが伺えます。
写真映えも良く、デスク上に置いても爽やかな印象で、ちょっと気分が上がるタイプのヘッドホンだと思います。

普段はイヤホン使いのため、ヘッドホンは久しぶりに使いましたが、装着感はかなりの好印象でした。
イヤーパッドにはベロア素材が使われており、内側はパンチング構造で通気性に配慮した構造になっています。
装着時の締め付け感もかなり控えめで、長時間使っていても辛くなりにくいです。

また、本体重量も公称値で289g(ケーブルを除く)とのことで、ヘッドホンとしては軽量で装着時の負担も抑えられています。
見た目のクラシカルな雰囲気に対して、使い心地は意外と現代的というか、ちゃんと日常使用を意識した仕上がりになっていると感じました。

sivga sv021 pro 05
sivga sv021 pro 06
sivga sv021 pro 07

販売先のストア情報

「SIVGA SV021 Pro」は、以下のストアでご購入いただけます。
Amazonだけでなく、01Diverse様の公式ストア、AliExpressのSIVGAオフィシャルでも販売されています。

レビュー

レビュー環境

本記事のレビューは、以下の環境で行いました。

ヘッドホンケーブル付属ケーブル(3.5mm)
DAC・アンプD&A Alpha Pro

試聴曲(Howling (Rearrange ver.) / 大神ミオ)

全体的な音色・各音域のバランス

全体的な音色として、私自身のイメージは「暖色寄り」だと感じました。

ただ、単に柔らかいだけではなく、中高域の見え方が埋もれにくく、音の表情を追いやすいまとまり方をしています。
派手な味付けで引き込むというより、無理なく聴き続けやすい方向で整えられている印象です。

メーカーとしては、深い低音から高音まで幅広く楽しめる方向性を打ち出しています。
ただ、実際に聴いてみると、私の環境では中高域の見通しの良さや、ボーカルの追いやすさのほうが印象に残りました。
そのため重厚感を前面に押し出すタイプというよりは、全体のバランスを崩さずに自然に聴き続けやすいサウンドとして捉えています。

同じSIVGA製品でも、イヤホンの「SIVGA Que」や「SIVGA Que UTG」とは、音の聴かせ方に少し違いがあります。
「Que」は温かみや自然なつながりの良さ、「Que UTG」は見通しの良さや明瞭さが印象的でしたが、「SIVGA SV021 Pro」はそれらの要素にヘッドホンの持ち味でもある距離感のゆとりを持たせていて、より一層落ち着きを感じられるタイプです。

一つ一つの音を鋭く前へ押し出すというよりは、全体のバランスや日常使用での付き合いやすさを重視した音といった印象で、同じSIVGAの製品群という枠組みの中でも、イヤホンとは異なる個性を持っているように感じました。
それらの違いも踏まえつつ、各音域のバランスを見ていきたいと思います。

低音域

低音は、量感でぐいぐい押し出すというより、全体の土台を支えるような鳴り方です。
まったく細いわけではありませんが、私の環境では中高域ほど前へ出てくる印象はなく、重厚感を最優先したい場合には少し穏やかに感じる場面もありました。

一方で、低音が過度に膨らみにくいぶん、中域を覆ってしまいにくく、全体のまとまりは保たれやすいです。
迫力を強く演出するタイプではない代わりに、楽曲全体をすっきり追いやすいイメージに感じられました。

中音域

中音域は、本機の良さが見えやすい帯域です。
ボーカルは近すぎず遠すぎずで、言葉が埋もれにくく、落ち着いた距離感で聴けます。

暖かさはありますが、厚みばかりが前に出るわけではなく、輪郭もある程度保たれているため、聴き疲れしにくいのに曖昧にはなりにくいです。
派手に前へ張り出すタイプではないものの、長時間付き合いやすい音域だなと思います。

高音域

高音域は、強く尖らせる方向ではありません。
明るさや見通しは確保しつつも、刺激を過度に強めないため、長時間でも付き合いやすい仕上がりです。

煌びやかさを前面に押し出すタイプではない一方で、必要以上に曇った印象にもなりにくく、全体の落ち着いた音色と噛み合っています。
鋭い抜け感を最優先する人には少し穏やかに映るかもしれませんが、聴きやすさ重視のまとまりとしては好印象でした。

音場や定位感

音の広がり方は、密閉型ヘッドホンとしては自然で、極端に窮屈な印象はありません。
開放型のような大きな広がりを狙うタイプではありませんが、各音が無理に密集しすぎず、落ち着いた空間でまとまっています。

定位についても、分析的に輪郭を切り分けるというよりは、全体を自然につなげて聴かせる方向です。
そのため、細かい音を鋭く拾い上げる感覚よりも、音楽全体のまとまりを気持ちよく味わいたいときに相性が良いと感じました。

再生環境との相性

また、今回は普段からイヤホンレビューに使用し続けているDACアンプ(D&A Alpha Pro)で試聴しましたが、必要以上に大がかりな環境を求めるヘッドホンではありません。
きちんとした再生環境を用意すると音の整理感は出しやすい一方で、本機の魅力は「据え置き環境でないと成立しない」タイプのものではないと思います。

むしろ、装着感の良さや音の聴きやすさを考えると、環境を問わず比較的付き合いやすいモデルだと思います。
気軽さと所有感の両立を狙いたい人には、ちょうど良い立ち位置です。

まとめ

「SIVGA SV021 Pro」は、見た目の美しさ、装着時の快適さ、そして落ち着いて聴きやすい音のまとまりが魅力の有線ヘッドホンです。
派手な低音や強い刺激で引き込むというより、自然に付き合いやすい音を重視する人に合いやすいと思います。

特に、長時間ゆったり音楽を楽しみたい人や、木製ハウジングならではの所有感を重視する人には相性が良さそうです。
反対に、重さのある低音や分かりやすい迫力を強く求める場合は、好みが分かれる可能性があります。

イヤホンの延長線上で派手さを期待すると少し印象が違うかもしれませんが、使っていくほどに見た目の美しさだけでなく、長時間でも肩肘張らずに付き合える「聴きやすさ」こそが、この製品らしい魅力だと見えてきました。

SIVGAのイヤホンについての過去レビューは、以下よりご参考いただけますと幸いです。

今回のレビューは以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました