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【イヤホンレビュー】KEFINE Delci – 流行に流されない風変わりなサウンド、そして駆動力次第で化ける

こんにちは。
今回は、KEFINEより発売中のイヤホン「KEFINE Delci」のレビュー記事です。

14.5mmの平面駆動型ドライバーを採用したイヤホン「KEFINE Klanar」に続き、同社の新規製品となります。
シンプルな1DD構成のイヤホンが、どのようなサウンドに仕上がったのか見ていきたいと思います。

製品概要

「KEFINE Delci」は10mm DLC+PU振動板を採用した、1DDイヤホンです。

CNC加工で形成されたアルミニウム合金の筐体は軽量さを売りにしており、
片側で「5.3グラム」と、通常の金属射出製造のイヤホンに比べ半分の重量を実現しています。

軽さはそのまま携帯性や装着性の高さに繋がり、持ち運ぶ用途には適したイヤホンといえるでしょう。

また、傷つきや塗装剥がれの対策としてアルマイト処理が施されています。
主張の激しくない、ガンメタルカラーの筐体は耐久性だけでなく一定の高級感も醸し出すものとなっており、
1万円未満という価格帯においては、コストパフォーマンスの高さにも着目すべき一品です。

詳細は、HiFiGo公式ストアの製品紹介もご参考いただければと思います。

パッケージと付属品等について

パッケージはシンプル構成な構成で、裏面には英語・中国語でのスペック表記があります。

開封すると、イヤホン本体と同社のロゴが印字されたイヤホンケースがお目見えです。
スポンジでしっかりと保護されており、輸送時のトラブルにも十分に耐えうるよう構成されています。

その他の付属品は以下のとおりです。
イヤーピースは開口部の広さが異なる2種類が3ペアずつに加え、イヤホン本体にデフォルトで装着されていた1ペアが付属しています。

また、細かい点ですがイヤホン本体のフェイスプレートには保護シールが貼り付けられています。
付属ケーブルは164本(54本x2グループ+28本x2グループ)のデュアルカラーな銅線が使用されており、見た目だけでなくDLC振動板とのバランスを考慮して編み上げられたものが使用されているとのことです。

太すぎず・細すぎずといった良い具合ですので、リケーブルせずそのまま使用しても差し支えないかと思います。

試聴前 – セットアップ

今回のレビューでは、先ほどの付属ケーブルをそのまま使用した3.5mmアンバランス接続を使いつつ、
駆動力の違いがどのような変化をもたらずのか、「ZiSin-12 Shura God」をバランス接続用に使ってみました。
当該製品は「高導電率季節銅」を採用した、4芯の落ち着いた深紅が印象深いリケーブルになります。

本来はイヤーピースもデフォルト仕様でレビューを進める予定だったのですが、前項の撮影用にイヤーピースを取り外した後になかなか再装着できず、円柱部分が柔らかめのイヤーピース(TANGZU Tang Sancai)に取り替えました。

試聴してみての感想

上流には「FiiO K9 Pro ESS」を使用しています。
手持ちのDAP(HiBy R6 III)も併用していますが、本製品はインピーダンスが28Ωとやや高めのため、
極端ではないものの上流の駆動力はある程度求められることを前提に上流の機器をどうするか選んでみてください。

まず、アンバランス接続での音を説明していきたいと思います。
音場は横方向に広めでありスッと音が抜けていく心地よさで意外さを感じたのが1つ。
外観から想像しがたい音色という印象で例えれば、パッと浮かぶのは「DUNU Titan S」などでしょうか…。

一般的に、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)系の振動板を採用したイヤホンは中~高音域の明瞭感が主張されていることが多いですが、本製品は既存の製品よりも低音域~中音域が暖かな印象となっており、一風変わった音づくりとなっています。

かといって、中音域~高音域がおざなりになっているということはなく、
全体的に高音域寄りの音源(YOASOBIやホロライブ系ボーカル楽曲)を再生すると、高い明瞭感をもつ音色に切り替わり、なかなかにオールラウンダーな製品であると思いました。


また、バランス接続へ変更することでイヤホンの印象が一変します。
すべての音域における「厚み」が格段に強化され、暖かな印象を残しつつもパンチのある低音域~中音域の奏でる音の主張がハッキリと感じ取れます。

時々、リケーブルに敏感なイヤホンをレビューする機会はあるものの、
本製品は付属ケーブルと同じく銅線主体のものへリケーブルし、バランス接続とすることでの変化度合いが大きいと感じましたので、手元にリケーブルがございましたら是非比べてみてください。


なお、本製品は現在59.25ドル(=9,000円弱)で販売されています。
1万円未満、または1万円前後の価格帯におけるイヤホン市場は競合する製品が多く、横並びで比較するとなると選択肢に入れるかどうかは難しいところです。

とはいえ、本製品のような「意外性」のある音を求めたいという方には適した一品であると思います。
購入にあたっては、HiFiGoのAliExpressストア・公式ストア・Amazonをご参考いただければ幸いです。

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お読みいただきありがとうございました。

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