こんにちは。
今回は、SeeAudioより発売中のイヤホン「SeeAudio Yume IV」のレビュー記事となります。
※本製品は、AliExpress様よりご提供いただいております。
このような機会をいただけましたことに、感謝いたします。
製品の概要
「SeeAudio Yume IV」は、2基バランスドアーマチュアドライバーを搭載しています。
初代Yumeから積極的に取り入れられていたハイブリッドドライバー構成を撤廃し、潔く「フルBA」の構成へ変更。
BA由来の正確な表現力をもって、特定の周波数帯域を正確に再生することとクリアで解像度の高いサウンドの2点を実現しています。
また、同社の専門チームによる綿密なチューニングにより、音楽のジャンルを問わず、バランスの取れた自然な音質を実現。
特にボーカルの表現力には優れており、感情豊かな歌声を堪能することができるポテンシャルを秘めています。
筐体は人間工学に基づいた設計により、軽量で快適な装着感を実現しています。
同社のイヤホンの多くは同様ではありますが、長時間のリスニングでも疲れにくく音楽に集中できる耳に優しい一品です。
製品の紹介
パッケージ構成
「SeeAudio Yume IV」のパッケージは、アクセサリー箱のようなきれいなデザインが際立ちます。
中央には大きく透明なウィンドウを作り、中にはイメージキャラクター(Rinko)のスタンドパネルが飾られた立体感のあるパッケージングとなっています。

付属品
付属品は以下のとおりです。
イヤーピースは豊富な5種類(SS / S / M / L / LL)が付属しており、どのような耳にも装着感の高い体験を提供します。
付属ケーブルは3.5mm仕様で、線材には5N OCC(単結晶銅)が使われています。
イヤホンケースは、SeeAudioお馴染みの丸形メタルケースですね。

イヤホン本体
本体はクリアな筐体に、左右で異なる水色とピンク色のアシンメトリーな可愛らしいデザインとなっています。
実は単なるカラーリングに留まらず、右側にあたる筐体がピンク色のため左右の区別が付きやすいという大きなメリットも。
筐体内部にはラメが散りばめられており、光の当たり方によって様々な表情を見せてくれます。
さながらオーロラのようなその姿は、控えめながらもその名のごとく人々に「夢」を与えるかのような外観です。
ノズル径は「5.6mm」です。
インピーダンス値は「29Ω」とやや大きめ。
直近のレビュー環境(MOTU M2)で鳴らすには、普段に比べやや駆動力の不足を感じるかなといった感じでした。参考までに。
レビュー
レビュー環境
本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。
| イヤーピース | Rose Technics Soundcocoon |
| イヤホンケーブル | 付属ケーブル(3.5mm) |
| DAC・アンプ | MOTU M2 |

試聴曲(夢、時々…(feat. reche) / まらしぃ)
全体的な音色・各音域のバランス
全体的な音色として、私自身のイメージは「暖色寄り」だと感じました。
SeeAudioのイヤホンは、特に女性ボーカルの楽曲を心地よく聴けるようにチューニングされていると思います。
各音域の分離感がはっきりとしており、聴き疲れしづらく優しく暖かみのあるサウンドに仕上げられているように感じられます。
各音域のバランスについては、以下のとおりです。
低音域
DDを搭載しないという選択をすることによって、中高音域を邪魔しない自然な表現にまとまっています。
BA所以の正確さ・明確さを重視したサウンドは音の輪郭を的確に捉えており、隅々までしっかりと聴き取ることができます。
量感の不足を懸念していましたが、実際には控えめながらも、音楽に躍動感を与えるのに十分な量感とアタック感を持っています。
重低音の沈み込みはそれなりですが、主張をしすぎない程度に音楽の魅力を感じさせてくれます。
中音域
厚みがあり、暖色系に感じられる理由かつ女性ボーカルに適したイヤホンと呼ばれる所以です。
ボーカル表現はさすがのSeeAudio。
独自のチューニングは再現性の高さに優れており、この価格帯にしては声の質感や息遣いまで繊細に再現されている点が「◎」
分離感の高さが際立っており、他の音域と被さることなく好きなボーカルを長時間にわたり好きなだけ聴き込むことができます。
直近、100ドル台で購入できるイヤホンの中では5本の指へ入れてもいいのではないかと思えるほどには、好みの表現です。
高音域
耳に刺さるような刺激的な音ではなく、滑らかで聴きやすい音質です。
解像度の高いクリアなサウンドでありながら、長時間聴いていても聴き疲れはしづらいように思います。
ピアノなどボーカル以外の音はやや誇張された表現となっており、ボーカルとの主張は同程度のレベルのように思います。
女性ボーカルの澄み渡るような超高音域のハイトーンへの追従性や表現力は高いといえますが、逆にいえばそれ以外の表現がやや濃い目かなという一面で、好き嫌いが分かれるケースが出てしまうかもしれません。
とはいえ、試聴曲として選んだ楽曲との相性に左右されるのは、どの製品でも同じこと。
ボーカル付きの楽曲を主体としてお聴きになる方には、構成が変わっても変わらずおススメできるのが同社製品かなと思います。
本製品は以下のストアでご購入いただけます。
お読みいただきありがとうございました。




