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【イヤホン】NiceHCK DB2 – 老舗メーカーより高コスパイヤホン登場、そしてKawaiiは正義

こんにちは。
今回は、NiceHCKよりリリースされた新作イヤホン「DB2」のレビュー記事です。

NiceHCKといえば、極めてコストパフォーマンスが高いリケーブルを多数リリースしているメーカーという印象を強く感じますが、リケーブルとは別に低価格帯~中価格帯のイヤホンも手掛けるといった幅広い展開をされています。

今回は同社が「22.99ドル」という低価格帯で繰り出すコストパフォーマンスの高い一品をご紹介していきます。

製品概要

「NiceHCK DB2」は1基の10mmダイナミックドライバー・1基のバランスドアーマチュアドライバーをそれぞれ搭載した、低価格帯としてはデファクトスタンダードともいえる構成のイヤホンです。

内部構造は下記のとおりで、ダイナミックドライバーにはチタニウムメッキを施したグラフェン振動板を採用しています。

外装は同社の「NX7 MK4」などと同様のデザインとなり、
フェイスプレートの色は3種類(ブルー・ブラック・パープル)から好みに合わせて選ぶことができます。

パッケージと付属品等について

まずはパッケージから見ていきましょう。
本製品は下記のとおり、イメージキャラクターの「Tian Hui」の存在感を前面に出したデザインとなっています。

先行購入特典で可愛らしい缶バッジがプレゼントされておりましたので、
我先に…と購入された皆さまについては、きっとお手元に届いているのかなと思います?

※右下の物体は、ケーブルの耳掛け部分のクセを整えるために使う治具です?
 使い方については、NiceHCKの公式Xでご紹介されておりますので気になる方はぜひどうぞ。

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それでは開封…と思いきや、内箱もまさかの同じデザインでした?
今回の新製品、なかなか気合が入っていますね…。

気を取り直して。
ようやくイヤホン本体がお目見えではあるのですが、なんとイラストカードまで付属しているという豪華っぷり。

NiceHCKは、どれだけ「Tian Hui」を推したいのか…私は可愛いと思うので大好きですよ。

付属品を含めて広げてみました。

22ドル台で購入できる製品にしては異様なまでの充実ぶりで、
特にイヤーピースが「これだけあれば合わない人はいないでしょう?」とも言いたげなほど種類が豊富ですね。

そして、最も肝心なイヤホン本体です。
同様に低価格帯と思えないレベルの丁寧な作りで、ステム部分もしっかりと金属製となっていますね。

フェイスプレートの色はブラックを選びましたが、ゴールドで彩られたフチの部分とも相まってなかなかの高級感です。
ファッション性にもこだわりたい、イヤホン初心者さんを「沼へご招待」するならベストな選択肢といえそうです。

試聴前 – セットアップ

付属ケーブルは細身の高純度OFCケーブルで、言わずもがな取り回しに優れています。
今回はイヤーピースのみを「final TYPE-E」へ付け替えて、音質についてご紹介していきたいと思います。

試聴してみての感想

時期的に旬ということもあり、音源は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の主題歌「FREEDOM」やエンディングテーマ「去り際のロマンティクス」、同作品のサウンドトラックから何曲かをお試しで聴いてみました。

レビューとは関連ありませんが、SEED世代の私は初日に映画を観に行ったところ普通に涙ボロボロでした。

全体的には低域の重厚さが際立つ感じとなりますが、高域についても明瞭感の高いスッキリとした印象を感じますので、本製品は「低域・高域」の2点に特長を持たせたイヤホンのように思いました。

その分、やや物足りないかなと感じたのは中域でしょうか。
低域と高域の存在感が強く出ているためか、ボーカル以外が一歩引っ込んだように感じてしまうのが歯がゆいです。

臨場感重視の音源(FREEDOM)ではボーカル以外の中域がいずこかへ旅立ってしまうことになり、
より顕著にデメリットが表れてしまうこととなるので、その点についてはちょっと厳しい感じがありました。

ただ、中域まで完璧に仕事をこなすイヤホンで低価格帯…というのは無理な話でしょうし、個人的には十分です。
日本円にして、3000円レベルのイヤホンでここまで鳴らせるのであれば不満とは思いません。

何より、本製品は「Tian Hui」(呼び捨てでいいんだろうか…)が可愛いのです。
キャラクターグッズとしての側面もありますし、付属品の豊富さもあって満足度は高いのではと思います。
(ぜひ、他のキャラクターグッズも展開してほしいです)

「NiceHCKはケーブル屋」という印象を抱いている方は、ぜひ本製品を手に取ってみてください。
おそらく今までの価値観が変わり、イヤホンにもしっかりと力を入れているメーカーであると感じていただけるはずです。

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お読みいただきありがとうございました。

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