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TANGZU x Angelears XueTao AE-101 – 弾む低音とまとまりの良さ、ゲームにも音楽にも活かせる一台

こんにちは!
今回は、TANGZUとAngelearsのコラボレーション製品として登場したイヤホン「TANGZU x Angelears XueTao AE-101」のレビューをお届けします。

※本製品は、Angelears Audio Store様よりご提供いただきました。
 このような機会をいただけたことに、心から感謝しています。

ゲーミング用途を想定して設計されたイヤホンで、ゲーミングコミュニティからのフィードバックも取り入れて開発されたとされています。
筐体からドライバーまで、ゲームシーンでの聴き取りやすさを意識してゼロベースで設計し直し、サウンドスケープの細かなニュアンスまで捉えることを狙った意欲作という立ち位置です。

10mm径のダイナミックドライバーにはガラス素材とPET素材を組み合わせた、複合型の振動板を採用しており、クリアでスッキリとしたサウンドを併せ持っていることが特長のひとつ。
0.78mmの2ピン端子でケーブル交換に対応している他、ゲーマー向けのサポートオプションとして着脱式のブームマイクが付属しています。

直近の「Shure SE846 Gen2」のレビューと同様、FPSを中心に日頃から多くのゲームをプレイされているユーザー(七海さん)の協力を受けつつ、ご紹介していきたいと思います。

製品の紹介

パッケージデザイン

「TANGZU x Angelears XueTao AE-101」の外箱は、全体的に青を基調にしたクールなデザインです。
ゲーミング風の武器を手に持った女性キャラクターが大きく描かれており、どんな方向性のイヤホンなのかが把握しやすい構成でした。
パッケージそのものも小さな正方形にまとまっており、多くのゲーミングデバイスで溢れかえっている方には「収納性の良さ」といった面でも嬉しいポイントだと思います。

裏面には本製品の仕様がまとまっており、用途や構成が分かりやすい作りになっています。

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付属品

付属品は、イヤホン本体・ケーブル・イヤーピース一式・専用デザインのクリーニングクロスが同梱されています。
ケーブルは一般的なイヤホンと同様に途中にスプリッターとスライダーがあるタイプで、日常的に扱いやすい構成です。
ブームマイクは着脱式で、必要なときだけ装着できるオプションになっています。

イヤーピースは2種類同梱されており、好みに合わせて選択することができます。
ひとつはTANGZUの定番イヤーピース(TANGZU Tang Sancai)で、S / M / Lの各サイズが揃っており、装着感の相性を探しやすい構成です。
もうひとつは黒軸の透明タイプで、同様の各サイズが揃った柔らかめな液状シリコン系イヤーピースとなっています。

最初から方向性の違う2系統が入っているので、耳への当たり方や密着感を調整しやすいのが良いところです。

なお、マイクを使用しないシーンに合わせ、端子を保護するキャップも付属しています。
ゲーム用途では別途マイクを用意する方も多いと思うので、コネクタ周りが剥きだしにならない点は安心材料だと感じました。

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イヤホン本体

シェル部分は深みのあるブルーで、薄っすらと内部構造が確認できるほどの透明度。
フェイスプレートはブラックを基調としたフレームが大部分を占めつつ、ラメを散りばめた宝石のようなアクセントが映えるデザインです。
全体としては落ち着いた雰囲気にまとまっており、過度にゲーミング要素を主張しないという意味では、普段使いにも持ち出しやすい見た目だと感じました。

ドライバー構成は10mmのダイナミックドライバー1基のシングル構成で、振動板はガラス素材をセンター部分に、PET素材をエッジ部分に配置した複合構成を採用しています。
公式ページでは、この構成により高音域のキレ、中音域の滑らかさ、低音域の厚みを両立しつつ、音像定位の精度と歪みの少なさを狙っていると説明されています。

ゲーミング用途では音の位置関係が掴みやすいことが体験の快適さに直結しやすいので、設計段階から定位や明瞭さを意識している点は本製品の分かりやすい個性だと感じました。
イヤホン側端子は2ピン(0.78mm)で、ケーブル交換もしやすい仕様です。

装着感は、耳によっては「やや大きい」と感じやすいサイズ感で、圧迫感が少し出る場合があります。
深めの装着位置のほうが良い塩梅に感じられましたが、耳の都合で浅めになりやすいとズレが気になることもありました。
ズレやすさが気になる場合は、付属の透明シリコン系イヤーピースを使用することで密着感を強化することができ、安定的な使用に向いているかもしれません。

ノズル径は「約6.3mm」ですが、先端が傘のような形状となっていることでイヤーピースの装着が行いやすいのもポイント。

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販売先のストア情報

「TANGZU x Angelears XueTao AE-101」は、以下のストアでご購入いただけます。

レビュー

レビュー環境

本記事のレビューは、以下の環境で行いました。

イヤーピース付属イヤーピース(TANGZU Tang Sancai)
イヤホンケーブル付属ケーブル(3.5mm)
DAC・アンプD&A Alpha Pro
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試聴曲(IRIS OUT / 米津玄師)

全体的な音色・各音域のバランス

全体的な音色として、私自身のイメージは「寒色寄り」だと感じました。

低音域をやや濃い目に感じつつも、中音域から高音域までの繋がりは良く、バランスは崩れにくい印象です。
音の広がりは控えめで、中央にまとまったように鳴る傾向があります。
ただ、定位がしっかりしているので、音の位置関係が曖昧になりにくく、安定感のある鳴り方。広く見せるより、狙った音を掴みにいくタイプのまとまり方だと思います。

各音域のバランスについては、以下のとおりです。

低音域

低音は沈み込みを感じつつ、レスポンスの良さもあり、弾みの良い鳴り方です。
低音が過度に膨らみすぎず、音の出だしが見えやすいので、音楽のノリを作りつつ細かい音も追いやすい印象でした。
ゲーム用途でも、足音や環境音のような小さな変化に気づきやすい方向だと感じました。

中音域

ボーカルの距離はかなり近く、全体として中央にまとまっているような鳴り方です。
声の芯が見えやすく、言葉の追いやすさも出やすい印象でした。地に足の着いた定位感があるので、ゲーム以外の用途でも安定して使えるところが好印象です。

高音域

高音は寒色寄りに感じやすい要因になっていて、全体の輪郭を整える役割が強めです。
透き通ったクリアさが出やすく、音の情報が埋もれにくい方向だと感じました。

もし刺激感が気になる場合は、装着の安定と当たりの柔らかさを優先してイヤーピースを選ぶと合わせやすいと思います。
付属の「TANGZU Tang Sancai」は個人的にも一押しのイヤーピースですが、耳当たりが軽く感じやすく長時間の使用にも向きやすい組み合わせでした。

まとめ

「TANGZU x Angelears XueTao AE-101」は、寒色寄りの輪郭感と、中央にまとまりやすい定位の安定感が持ち味だと感じました。
音の広がりで魅せるというより、狙った音を追いやすい方向なので、ゲーム用途ではもちろん、ボーカル中心の曲でも使いやすいと思います。

低音は沈み込みとレスポンスの両方があり、ノリの良さを作りつつ細かい音も追いやすい印象でした。
中音域はボーカル距離が近いことで言葉の輪郭が見えやすく、全体の軸がブレにくいところが好印象かつ、高音域はクリアさが出やすく全体の輪郭を整える役割が強めに感じられました。

一方で、装着感は耳によって好みが分かれそうです。
サイズ感がやや大きめに感じる場合は圧迫感が出ることもあるので、深めの装着を意識しつつ、ズレやすいときは密着感の高いイヤーピースを選ぶと安定しやすいと思います。
決して種類が多い訳ではありませんが、複数種類のイヤーピースが用意されていることもあり、相性探しの余地が最初からあるのは嬉しいところです。

今回のレビューは以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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